mission 取り組み

学外研究機関との連携

新たなイノベーションの創出や多様化する社会課題への対応など、大学はこれまで以上に複雑かつ困難で多様な要請に応えることが求められています。しかしながら、いかに総合大学といえども、単独でこれらすべての要請に対応することは不可能です。そこで、北海道大学では、異なる強みを持った研究機関と連携してより高いレベルで研究開発や人材育成を実施するために、国立の研究機関を中心に連携協定を締結しています。統合URA本部は、研究機関との連携協力協定を取りまとめる部署として、事務を司る研究推進部研究振興企画課と協力し、大学としての方針に基づき連携実績の調査、執行部への報告、双方の執行部が出席して進捗把握や活動計画を検討する協議会の企画と運営、協定の更新等にかかる相手機関との連絡調整、さらには、両者の連携を強化する研究交流などに係る取り組みの企画や運営を担当しています。

また、必要に応じて新規に連携協力協定を締結するために、中核を担う教員と協力して新たに参画が期待できる学内教員の探索、過去の連携実績の調査、協定の下で実施する教育研究計画の立案や、執行部への説明など、コーディネーターとしての役割も担います。

このような取り組みを通して、学問的価値向上や社会的要請に応えるために、最適なパートナーとの関係構築や維持を図ることにより価値共創を一段と進め、戦略的な大学経営の実現に貢献します。

個別の取り組み内容

  • 連携協力協定に基づく活動のモニタリングと執行部への活動状況報告(7機関分)
  • 連携協議会(執行部レベルを含む意見交換会)の企画と運営
  • 連携協定に基づく研究広報活動の企画と実施(北海道大学・KEK-dayなど)
  • 新規協定締結のための調査や企画及び学内外調整
  • 協定の継続可否にかかる学内意見調整および相手機関との連絡調整