我々は2030年ビジョンを作成し、大学執行部、教員、事務員の方々と連携・協力しながら3つの目標(大学内研究情報の集約化、学外情報収集機能の向上、北海道の自治体との連携の推進)に向かって日々活動を行っております。特に、北海道という広大な研究フィールド(実学の場)を持ち、フロンティア精神旺盛な研究者を引き付ける魅力ある北海道大学のブランド力を強化していきます。
MORE統合URA本部は研究・経営戦略に関わるすべてのステークホルダーのハブとして、総長のガバナンスのもと、 研究担当理事、事務組織、各研究部局および研究者、国内外の協力研究組織や資金提供機関とともに、さまざまな活動を行なっています。
科学研究費補助金「科研費」をはじめ、多様な研究資金源の開拓・獲得に向けたさまざまな支援策を立案し、研究者へ提供しています。これらの支援策による採択率の向上と獲得額の増加を狙い、本学における学術研究の一層の充実を図ります。
北海道は、さまざまな社会課題が全国に先駆けて深刻化している課題先進地域です。統合URA本部は、学内の主要なプレーヤーとして、北海道唯一の国立総合大学としての強みを活かした新たな地域連携活動を推進し、課題解決に参画しています。
イノベーションの創出や複雑化する社会課題に対応するためには、さまざまな外部機関との連携がカギとなります。統合URA本部では、主に国内研究機関との間に締結した連携協力協定に基づく活動の推進や進捗管理、さらには新規締結の取りまとめなどを行います。
研究者への論文出版支援や学内研究助成制度の実施などさまざまな取り組みをとおし、北海道大学の研究力の強化、イノベーションの創出、社会課題の解決などを支援しています。
学内の関連部署と連携して、大学研究戦略の企画立案に関わっています。また、論文業績などの研究活動に関する情報収集・分析を行い、研究力向上やその他多種多様な施策立案に活用しています。
世界有数の研究林など北大独自の教育研究環境を活用し、地域と世界の課題解決に貢献する大学として、研究力や価値の向上を目指します。SDGs、ESG(気候変動の枠組みとしてCDP)、大学ランキングなどの視点から本学のあり方を伝えていきます。
部局と連携・協働した研究支援体制の強化を目的として、URA学内認定制度の構築と運用や、統合URA本部から部局への派遣を実施しています。また、URAの能力向上のための研修等を企画・実施しています。
アライアンスに参画する各大学にURAの派遣を計画し、北海道における研究力の強化に取り組むことを考えています。道内でURAネットワークを構築することにより、北海道の課題解決と新産業の創出への貢献を目指しています。