昨今、運営費交付金の経常的削減など大学を運営するための環境が厳しさを増すなか、研究活動の質の担保とさらなる発展のためには、研究資金の安定的な確保が急務となっています。URAステーションでは、科学研究費補助金「科研費」をはじめ、多様な研究資金源の開拓・獲得に向けた様々な支援策を立案し、研究者へ提供しています。これらの支援策による採択率の向上と獲得額の増加を狙い、本学における学術研究の一層の充実を図ります。
科研費は、高等教育現場の学術研究を財政的に支える日本最大規模の競争的資金で、その獲得は今や研究活動の継続的な発展に欠かすことができません。URAステーションでは、研究者の安定的な科研費獲得を支援するため、以下のような取り組みをはじめとする様々な支援策を提供しています。
科研費大型研究種目のヒアリング審査対象となった研究者に対し、ヒアリングでのプレゼンテーションや質疑応答などのリハーサルを行う模擬ヒアリングを実施しています。
科研費獲得に熟達した本学研究者をセミナーの講師とし、科研費申請書作成のノウハウを日英両語で提供しています。
以下の受託研究事業の応募数・採択数の増加を目的として、事業の概要説明や採択者による経験談を交えた説明会を開催し、事業内容の周知と応募に当たってのノウハウを提供しています。
以下の受託研究事業への応募者で、ヒアリング審査対象となった研究者に対して、学内の研究者を模擬審査委員とした模擬ヒアリングを実施し、発表資料、発表内容、質疑応答等のブラッシュアップを行っています。