北海道大学では、URAが5年任期付からテニュアに移行できる独自のURA職のためのテニュアトラック制度を設計しました。この制度によりURA職の専門性をより高度化し、幅広い大学経営マネジメント人材として育てるためのキャリアパスを明確化しています。外部のコンサルティング会社を利用し、能力評定メニューを開発したほか、マネジメント能力の高いURAは、主任URA、上席URAへと昇進できる階級型システムを設けています。また、将来的には学内のURA関連職とURA職の流動化を推進し、他の職種からURAに移行可能なパスを定着させる仕組みを検討しています。