統合URA本部は、全学の研究戦略にかかる企画立案を所掌する研究戦略室と連携して、主に研究に関する大学の経営方針の決定に貢献しています。たとえば、大学の研究戦略を企画立案するために、研究戦略室が主催する研究戦略室会議に室員として参画し、研究力向上のための施策立案や、研究に関する中期目標・中期計画の立案に関与しています。また、研究推進・支援体制の強化を図るために、日本学術振興会「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」に申請するための構想立案や申請支援を行うとともに、採択後は、当該事業の運営を担う研究推進部研究支援課を支援し事業開始に向けた制度設計に取り組み、学内の関連部署と連携して研究力強化のための施策を実施しています。
これらの施策を立案するためには、エビデンスの裏付けが欠かせません。統合URA本部では、北海道大学の論文業績や競争的資金獲得状況など研究活動に関する情報収集・分析を行い、研究力向上やそのほか多種多様な施策立案に活用しています。
統合URA本部は、客観的なエビデンスと現場での活動に基づき、研究力の向上や研究推進・支援体制の強化に効果的な施策の立案や事業のモニタリングを行い、大学の研究戦略の改善と効果的運用に貢献します。