○橋爪 寛、河本 大知(京都大学 学術研究支援室) |
研究の多様化・国際化が加速する中、新たな異分野融合、研究グループが続々と産まれ、研究者が手にする国際共同研究の機会は増えてきた。このような時流の中で必要なことの1つとして、研究グループや研究者が形成するネットワーク構造ならびにその推移を把握した上で、研究プロジェクトを戦略的に設計することが挙げられる。本ポスターでは、これらの状況を鑑み、既存のツールを用いたデータ解析に加え、動的な研究者ネットワーク分析に基づいた新たな研究支援ツール構築の試みを紹介したい。
○三宅 雅人(奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究推進センター) |
各大学はこれまでに留学生の獲得や研究者の交流を推進するために積極的に海外展開を行っている。しかしながら研究推進という観点からは、あまり進展がみられないのが現状である。そこで本学では海外の大学に、従来の共同研究のみならず、近隣諸国の研究者や新たな研究テーマを発掘する機能を持った海外拠点を設置するプロジェクトを進めている。また、これと並行して本学内に、海外の指導者による研究室を新たに設置し、国内外の双方向による国際化を推進させるプロジェクトも同様に進めている。本発表では、設置先などの詳細について紹介する。
○小俣 友輝、田中 晋吾(北海道大学 URAステーション) |
地球環境の激変に呼応して、世界の学術界、経済界等において様々な動きが見え始めている。北海道がロシア極東と経済的な結びつきを深める中で、北大はロシア極東・北東の数大学と教育の絆を構築しつつある。共同研究等で培った当該地域の分野横断的な実績を次世代へつなぐ取り組みの片鱗をご紹介したい。
○田中 晋吾、小俣 友輝(北海道大学 創成研究機構URAステーション) |
○HANSEN Marc1、清家 弘史1、福島 洋1、前田 吉昭2、根本 靖久1( 1東北大学 研究推進本部URAセンター、2東北大学 知の創出センター) |
After Tohoku University was granted funding by MEXT under the Program for Promoting the Enhancement of Research Universities in 2013, two mobility schemes have been implemented to raise the quality and impact of research, thereby increasing the visibility of Tohoku University in the international landscape. This poster session will introduce to you Tohoku University's approach as a global intellectual hub to accelerate brain circulation, focusing on the inbound-oriented Tohoku Forum for Creativity, an international visitor research institute, and the outbound-oriented Leading Young Researcher Overseas Visit Program .
○藤根 和穂(筑波大学 URA研究支援室) |
URAが活動を始めて2年。外部資金の申請書作成に係るリサーチアドミニストレーション(RA)支援依頼が急増する中で、中長期的視点や他機関との連携を視野に入れた戦略相談、海外研究機関からのマッチング依頼など、リサーチデベロップメント(RD)的業務が発生し始めた。日米両国で外部資金申請に成功した2件の海外連携を含むRDの実例と、それら経験から得た知見を基に検討されるRD&RAシステム整備について報告する。
○鮎川 慧(京都大学 学術研究支援室) |
京都大学学術研究支援室・国際戦略部門は、2014年4月に発足して以来、本学の国際戦略 2x by 2020 に基づき、研究者の国際共同研究の支援活動を行っている。国際共同研究を育推進するための、国際シンポジウムの開催、海外拠点の設置・運営、外部資金獲得支援などである。さらに、大学の国際広報を強化し、研究成果の世界発信にも着手している。本発表ではそれらの一部を紹介する。
○高木 由紀(北海道大学) |
研究大学においては、研究活動の状況に応じ、様々な国際教育連携スキームを単独、または組み合わせることによる戦略的な教育活動を実施することが、研究力の強化にとって重要である. 北海道大学における戦略的な国際教育連携スキームの導入とその実施内容について概要を紹介し、研究力強化への貢献という観点から評価する.
○岡野 恵子1、吉岡 佐知子2(1京都大学 南西地区URA室、2京都大学 宇治地区URA室) |
部局において研究科や研究所、各研究者が行う 国際的 な活動は多岐にわたり、部局URAはその支援を行っています。部局URA設置のさきがけである京都大学から、これまでの支援活動の実際についてご紹介いたします。
○三代川 典史、荒木 裕子、杉浦 仁美(広島大学 学術・社会産学連携室 研究企画室) |
大学教員の研究成果である英語論文発表数を増やし、その質を高める支援を提供することは、国際的認知度向上による大学の研究力強化に資する取組といえる。本学では、英文校正に係る支援体制の整備は有効な施策の一つと考え、2014年7月に、全学の教員を対象に英語論文執筆時における英文校正に対するニーズ/意識調査を行った。この発表では、その結果を分析し、総合大学における教員の英文校正サービス利用動向や学内支援への期待やニーズを報告する。
○姚 馨(大阪大学 大型教育研究プロジェクト支援室) |
英語による研究成果発信の支援方策を検討することを目的に、国内外の大学ライティング・センターで実地調査を行いました。研究者向けのアカデミック・ライティング支援のヒントになりうる取り組みを紹介します。