■ 合同大会ポスターセッション : (6) 地域連携支援
P39 COI拠点の企画推進を通じた社会実装支援活動事例
研究戦略推進支援業務

○前田 敦子(東京海洋大学 産学・地域連携推進機構)

東日本大震災の復興を目的とした多様なプロジェクトが始動し、これらに東京海洋大学の研究者も多数参画している。本プロジェクトについて被災地へ集中的に成果還元をすることで利益を産みだすべく、知的財産取得の啓蒙活動を実施している。同プロジェクトの研究者も含めた参画者や被災者に向けて独占排他権である知的財産の取得を推奨し、被災地限定で成果が還元される重要性を説いている。本重要性は研究者から認識しだした。

P40 東京都の施策課題解決に資する連携プロジェクトの組成
プレ・アワード業務

○阿部 紀里子、長峰 亮太、國政 浩、桜井 政考(首都大学東京 総合研究推進機構URA室)

首都大学東京は、東京都のシンクタンクとして都の施策課題解決に資する都連携プロジェクトを研究活動を1つの柱としており、6年前から大学研究者から都への「施策提案発表会」を毎年実施している。都連携のマッチング確度と実効性をあげるために、ポスター展示や東京都から大学研究者への「都事業説明会」、施策提案を促進する「スタートアップ調査制度」等の様々な企画や仕掛けにより都連携プロジェクトの組成を図っている。

P41 明石高専の地域連携活動におけるURAの役割
関連専門業務

○佐伯 亮太(明石工業高等専門学校 教育・研究プロジェクト支援室)

明石高専は教育・研究・地域連携の3つを使命としている。しかしながら、地域連携は準備から活動までに多くの時間と労力が必要である。大学と異なり、教育に多くの時間を割く高専教員は地域連携への取り組みがおろそかになりがちである。本校URAは学外からのニーズを拾い、プロジェクトの立ち上げ、マネジメントをおこなう。地域連携活動は、これまでの産学連携と異なり、低学年(15才)でも参加可能な行政、企業、NPOとの協働によるCSRとしての活動が中心である。

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