■ 合同大会ポスターセッション : (9) 研究基盤の共用
P50 研究基盤強化としてのDNAシーケンス施設の整備
関連専門業務

田上 款、○喜多山 篤(京都大学 宇治URA室)

研究戦略推進支援業務

京都大学宇治地区4研究所(化学研究所、エネルギー理工学研究所、生存圏研究所、防災研究所)の研究基盤強化を目的として、共通利用機器施設の整備を行った。ライフサイエンス系の研究では日常的な基盤技術となっているDNAシーケンスを、学内に受託解析サービスとして提供する施設を構築した。顕在化した課題や今後の展望などを含め、企画段階から現在までの運営状況を報告する。

P51 グローバルファシリティセンター構想
関連専門業務

○江端 新吾(北海道大学 創成研究機構 URAステーション)

研究戦略推進支援業務

現在、学内の一組織が運営する先端研究設備共用(オープンファシリティ:装置数108台、年間延べ利用者数22,000人)を全学規模(装置数330台)に拡充し、これに係る教員と技術者(約100名)が連携する運営組織「グローバルファシリティセンター」を創設する予定である。本構想案の企画立案からURAがどのように携わってきたのか、URAはどこまで大学の研究基盤戦略に食い込めるのか等について紹介する。

P52 スパコンの活用による共同利用・共同研究の利用促進
関連専門業務

○本多 啓介、岡本 基(情報・システム研究機構 統計数理研究所 運営企画本部企画室URAステーション)

統計数理研究所(以下、統数研)は全国の国公私立大学をはじめとする研究者との共同利用を推進しており、研究者との共同研究を通して、統計に関する数理及びその応用の統計学の発展に貢献しています。統数研の研究資源の柱の一つとしてスパコンがあり、統数研URAの重要なミッションの一つは、このスパコンの利用促進です。スパコンを活用した研究開発IT基盤の提案・開発や外部研究資金獲得のための提案・積極的な応募、企業との共同研究への参加など様々な活動を行っています。

P53 研究力の強化に資する学術情報基盤の共創を目指して
関連専門業務

今井 和雄、笹山 浩二、蓮池 岳司、○岡本 裕子(情報・システム研究機構 国立情報学研究所 研究戦略室)

国立情報学研究所(NII)は、大学等との連携により学術情報ネットワーク、認証基盤及び学術コンテンツ基盤から構成される学術情報基盤の整備を推進し、学問全体の進展と大学・研究機関の研究力強化の寄与に取り組んでいる。学術情報基盤の推進にあたっては、"共に考え、共に創る"ことが重要であることから、研究力強化の支援活動を行っているURAの方々への理解向上や学術情報基盤に関する情報交換を図る契機とすることを目的に、次期学術情報ネットワーク(SINET5)を中心とした学術情報基盤について紹介する。

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