■ 合同大会ポスターセッション : (10) 人文社会学系支援
P54 「人社系分野への研究支援と研究評価」セッションを経て
関連専門業務

○森本 行人 1、稲石 奈津子 2、川人 よし恵 3、白井 哲哉 4(1 筑波大学 URA研究支援室、2 京都大学 本部構内(文系)URA室、3 大阪大学 大型教育研究プロジェクト支援室URAチーム、4 京都大学 学術研究支援室)

日本国内だけでなく、海外でも人社系分野における研究支援が注目されています。しかし、組織的な人社系支援が成功している大学・機関は少なく、手探りで進めているところがほとんどです。このような状況を改善するため、人社系分野の研究支援の取り組みについて、いくつかの先進的なチャレンジをボトムアップ型支援・トップダウン型支援に分けて紹介します。また、後半はパネルセッションとして、フロアとのディスカッションを通じ、人社系分野への研究支援と研究評価のグットプラクティスを探っていきたいと考えています。

P55 研究者ネットワーク構造解析に基づく人文社会系研究者ランキング
関連専門業務

○河本 大知、山本 祐輔、今井 敬吾(京都大学 学術研究支援室)

研究代表者-共同研究者を結ぶ「研究者ネットワーク」の構造に着目し、人文社会系研究者の評価・ランキングを行う手法を提案する。更に、理工系・医薬生命系の研究者に提案手法を適用した結果を、論文の被引用数・執筆数に基づく研究者評価と比較することで、本提案手法の研究者評価手法としての代替可能性について議論する。人文社会系分野では、理工系・医薬生命系分野のように論文データベースが整備されていない上に、学術成果が論文以外の形式で発信されることも多く、論文の被引用数や執筆数を用いて研究者を評価することが難しいことが知られている。本提案手法を用いることで、新たな視点で人文社会系研究者のインパクトを評価することが可能になる。

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