○畑 真由美 1、礒部 靖博 2、島田 文子 1、井上 望 2(1 広島大学 クロマチン動態数理研究拠点、2 広島大学 学術・社会産学連携室研究企画室) |
広島大学は、優れた研究グループを研究拠点として認定し支援する「研究拠点形成システム」を採用し、3層のURA(シニアURA、URA、アソシエイトURA)の区分の下、学術系・専門系・事務系の協働による研究支援を行っている。本発表では、研究拠点形成システムにおいて研究拠点(自立ステージ)として認定したクロマチン動態数理研究拠点への本部URAと拠点URAの協働による支援事例を紹介し、いわゆるポスト・アワード支援についてのあり方を議論する。
○花岡 宏亮(大阪大学 研究推進部大型教育研究プロジェクト支援事務室) |
現在、URAの職務内容やスキル標準の整備が進められており、今後、各大学の特性によるカスタマイズが進んでいくものと思われる。一方、URAの職務内容には大学事務職員も業務の一部を担っているものが存在し、また、大学事務職員の職域も研究者等のニーズにより変化している。本発表では、URAの職務内容を担っている大学事務職員のマインドや活動を事例として取り上げ、研究者の研究活動活性化のための環境整備等に向けた課題やURA職との協働について考察する。
○臼澤 基紀、清家 弘史、佐藤 準、福島 洋、Hansen Marc、根本 靖久(東北大学 研究推進本部URAセンター) |
東北大学ではURAセンターに「URA連携協議会」事務局を設置し、全部局のURAならびに関連職とのボーダレスな横方向の連携によるアメーバ型活動展開の強化を目指している。「URA連携協議会」では本学URAに期待される役割やスキルについて議論を深めるだけではなく、全学的視点から種々の課題を抽出し、早期に解決に導くための提案をする。その一方で、学際研究や融合研究を醸成推進する基盤としても活用することも目指している。
一宮 航、高輪 めぐみ、須田 明子、○會沢 優子((株)早稲田大学アカデミックソリューション) |
(株)早稲田大学アカデミックソリューションは、早稲田大学のグループ企業として、教育・研究の両面から大学運営に役立つ様々なサービスを提供しています。今回は研究事業企画部(旧早稲田総研イニシアティブ)による事業の一例として、大学の研究成果を地域の課題解決に役立てる取り組みをご紹介します。研究支援の専門人材の参画により、研究成果の実装、新しい研究テーマの開拓やシームレスなプロジェクト展開を可能にする体制を構築しています。