【日 時】
第1回 2023年5月19日(金)17:00~18:00(ZOOMによるオンライン開催)
第2回 2023年5月31日(予定)17:00~18:00(ZOOMによるオンライン開催)
【対 象】本学の教職員・大学院生
【申込方法】以下のフォームよりお申込みください(開催日の12:00締切)
申し込み頂いた方にZOOMの招待URLをお送りします。
https://forms.gle/FQ9g4pAmA93NwrkQ9
【プログラム】最初の20分間 担当者による本プログラムの説明
残りの時間 質疑応答
お問い合わせに関しては、下にスクロールいただき、「お問合せ先」の連絡先にご連絡ください。
北海道は、様々な社会問題が全国に先駆けて深刻化している課題先進地域である。本学においても「自治体との共創」や「課題解決のための社会との連携強化」をかかげ、北海道大学の総合力による新しい地域連携の形を推進している。札幌農学校の2期生である新渡戸稲造は、実学の重視とは現場(地域)重視に他ならないと説き、地方(ぢかた)学を提唱し、地方の活力を高める必要性を説いてきた。本プログラムは、自身の研究や大学での学びを自らのアイディアにより発展的に展開する調査、研究を軸として、北海道の地域社会や団体と連携しながら、現場地域(フィールド)において課題解決を主体的に取り組む大学院生を支援する。大学院生が、まさに「フロンティア精神」、「実学の重視」を胸に、現代版地方学を主体的に実践することで、現場で生まれる新しい問題、発見、学びによる成長が必ずあると信じている。
〜〜〜〜〜〜これまでの採択プロジェクト例〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●奥尻高校 高大連携事業を通じた水産課題に取り組む人材の育成
●大雪山国立公園における持続可能な野営場管理に関するステークホルダーとの協働研究
●支笏湖コミュニティ主体の持続的な水域利用の為の市民協働型プロジェクト
●農的経験が多面的機能の理解や活動への関心、参加意識におよぼす影響
●過疎地域の公設型学習塾における地域と連携した特色ある教育実践に関する研究ー北海道白糠町「久遠塾」を事例として
●網走における海棲哺乳類の保全と持続可能な観光利用のための市民参加型モニタリングの検証
●観光地化による都市のイメージの変容に関する研究―小樽市を例として―
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本学に在学中の修士課程(博士前期課程)、専門職学位課程および博士後期課程の大学院生
北海道の自治体や団体であること、連携先”候補”の段階でも申請可能です。
(1)対象となるプロジェクト(研究)
以下の3つの区分いずれかに当てはまり、地域社会との連携を核とした「地域課題の解決」、「地域の活性化」につながるようなプロジェクト(研究)活動であれば、分野の限定はありません。サークルおよび部活動のための旅費を目的とした申請や、地域に入り、お祭りなどの町おこしに参加するだけといった申請は受け付けません。
①自身の修士研究・博士研究の取組、またはその一部
②大学院教育における実習や演習などの延長にあり、大学での学びを自身のアイディアにより発展的に展開するような調査、研究およびプロジェクト
③本学教員のアドバイスのもとに展開するプロジェクト(研究)
(2)実施期間
原則として単年度での採択となります(採択日〜2024年3月31日)。
消耗品:連携先でプロジェクト(研究)を実施するにあたり、必要な消耗品の購入を希望する場合は、5万円を上限として統合URAステーションで購入し、お渡し致します。消耗品購入を希望する者には、プロジェクト採択後に購入希望物品リストをご提出いただきます。
全学において10件程度の採択を予定しています。
(1)申請資格および条件
・本学に在学中の修士課程以上の学生であることを条件とします。個人、グループを問わずに申請することが可能です。
・所属する研究室やゼミの指導教員に実施予定のプロジェクト(研究)内容を理解してもらい、指導教員に実施責任者となっていただく許可を得て、指導教員による署名・押印を提出できる学生に限ります。サークル活動のための旅費を目的とした申請は受け付けません。
・自治体や団体など連携先の地域パートナーを明確にしてください。
・申請プロジェクトに参画する学生で、財団法人日本国際教育支援協会が取り扱う「学生教育研究災害傷害保険」及び「学研災付帯賠償責任保険」に加入していない方は、申請までに必ず加入してください。
・他の助成金との併願は可能です。すでに助成金や奨学金などに採択されている方は、併願要件などを各個人でご確認ください。
(2)申請方法
所定の「申請書(様式1)」および「旅費申請計画書(様式2)」に記入の上でプリントアウトし、「申請書(様式1)」においては指導教員の署名・押印をして以下の提出締切日までに郵送で提出してください。グループで応募される場合は、「グループ情報(様式3)」も記入してご提出ください。また同時に、「申請書(様式1)」、「旅費申請計画書(様式2)」および「グループ情報(様式3)」のデータにおいても、下記のメールアドレスに添付・送信してください。申請書の文字の大きさは10.5ptで記入してください。
【申請書提出締切】
2023年6月23日(金)※16:00必着
【申請書類提出先】
〒001-0021北海道札幌市北区北21条西10丁目 大学力強化推進本部 統合URA研究マネジメントステーション 地方学の実践支援プログラム2023 担当係
【申請書類データ提出先】
jikatagaku_koubo[at]oeic.hokudai.ac.jp 【担当:阿部(義之)】
【申請書様式入手用リンク】
評価のポイント
以下の観点から審査員による厳正な審査を行います。
i )プロジェクト(研究)の目的と内容、支援プログラムの趣旨との整合性
ii )プロジェクト(研究)計画の独創性や特色が優れているか
iii )計画が具体的に示されているか、計画の実行可能性
iv )申請プロジェクト(研究)によって得られる成果から期待される地域貢献性およびSDGsにおける17の目標に対する貢献性
プロジェクトの採否については、申請書提出締切日から2週間程度を目安に申請代表者にメールでご連絡いたします。
本支援プログラムに採択されたプロジェクトにおいては、参加メンバー全員には以下の(1)および(2)を実施することを推奨し、(3)に参加することを義務付けます。また採択後のオリエンテーションや中間発表会なども現在企画検討しており、このような場に参加するために年間数日ほど日程を確保できることが前提となります。
(1)プロジェクトの成果について、連携を行なった地域で発表。または、ステークホルダー参加型シンポジウム等での発表(例:函館アカデミックリンクなど)
(2)オープンチームサイエンスやシビックテックを学び実践できるような、サイエンスカフェやグループワークへの参加
(3)プロジェクト成果報告会(2024年3月上旬に札幌キャンパスで開催予定)
プロジェクトの実施内容や成果について、A4一枚程度の簡単な報告書を作成・提出していただき、それに基づいた発表スライドを用いて、報告会で発表していただきます。(函館キャンパス、臨海実験所および研究林などに研究室やゼミの拠点があり、その周辺が居住拠点となっている学生においては、報告会出席にかかる旅費をこちらで負担いたします。)
採択されたプロジェクト(研究)については、申請者が責任を持って遂行していただくことになりますが、連携先の自治体や団体との間に学生では解決できないトラブルが起きた際など、プロジェクト(研究)全体の責任者として、URAステーション長と申請者の指導教員の最低2名を実施責任者とさせていただきます。そのため申請者は、上記のことについて指導教員に必ず許可を取った上で、申請書に署名・押印を頂いてください。
その他
北海道大学 大学力強化推進本部 統合URA研究マネジメントステーション 【担当:阿部(義之)】
電話:011-706-9578 e-mail: jikatagaku[at]oeic.hokudai.ac.jp
[at]をアットマークに変えてご利用ください。
NPO法人 北海道エンブリッジ代表 浜中 裕之
株式会社聴き綴り本舗 代表取締役&聴き綴り士
北海道大学高等教育推進機構CoSTEP フェロー 西尾 直樹
北海道大学 産学・地域協働推進機構 産学協働マネージャー 千脇 美香
北海道大学 大学力強化推進本部 統合URA研究マネジメントステーション
URAステーション長 阿部 弘
URA副ステーション長 加藤 真樹
URA 阿部 義之