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(終了しました)第31回 北海道大学 URAアドバンストセミナー/第10回 JINSHA情報共有会 「超学際研究の可視化」

※開催報告が地球研ニュースNo.86(March 2022)に掲載されました
第 31回北海道大学 URAアドバンストセミナー/第 10回 JINSHA情報共有会の報告
「可視化」から超学際研究を考える

 

公衆衛生、水資源利用、防災減災、温暖化対策など、現実世界の社会的課題に対処するために、研究者が学問分野の垣根や学術界と社会の垣根を超えて解決策を協創するスタイルの共同研究を超学際研究*といいます。超学際研究では、研究成果を論文として学術界に伝えるだけでなく、研究のプロセスそのものを、時には成功物語ではない戸惑いや教訓も含めて、社会の多様な主体に伝え、学び合う必要があります。このセミナーでは、超学際研究を可視化する様々な取組を、実際のプロジェクトの経験から持ち寄って共有し、超学際研究を表現する方法について考えてみたいと思います。
*トランスディシプリナリー研究、学際共創研究、TDともいいます。

【日 時】2021年5月21日(金)17:00~19:00
オンラインによるセミクローズドセミナー ※ZOOMミーティング

【スピーカー】山内 太郎(北海道大学/総合地球環境学研究所)
高橋 そよ(琉球大学)
【モデレーター】近藤 康久(総合地球環境学研究所)

【対 象 者】超学際研究/プロジェクトに関わっている、あるいは関わりたいと考えている研究者・ URA等研究推進担当者・実務家

【定 員】40名程度
*オンラインでもスムーズに意見交換ができる程度と考えています

【プログラム】
17:00~17:10 趣旨説明(近藤康久)
17:10~17:40 話題提供1(山内太郎)
「サニテーションプロジェクトのTD Visualizationについて」
17:40~18:10 話題提供2(高橋そよ)
「水循環プロジェクトのTD Visualizationについて」
18:10~19:00 近藤・山内・高橋による鼎談&フロアとの意見交換

【スピーカープロフィール】
山内 太郎(やまうち たろう):北海道大学 大学院保健科学研究院・教授。現在クロスアポイントメント制度で、総合地球環境学研究所・教授として、「サニテーション価値連鎖の提案─地域のヒトによりそうサニテーションのデザイン」のプロジェクトリーダーを務める。専門は、人類生態学、国際保健学。

高橋 そよ(たかはし そよ):琉球大学 人文社会学部琉球アジア文化学科・准教授。博士(人間・環境学)。専門は生態人類学、環境民俗学。京都大学大学院人間・環境学研究科修了後、米国・東西センターの客員研究員、国際NGO のプログラムオフィサー、琉球大学のURA などを経て、現職。

近藤 康久(こんどう やすひさ):総合地球環境学研究所・准教授。専門は考古学、地理情報学、オープンサイエンス論。 2018年度から20年度まで同研究所のコアプロジェクト「環境社会課題のオープンチームサイエンスにおける情報非対称性の軽減」のリーダーを務めた。

【主 催】北海道大学 大学力強化推進本部 URAステーション
【共 催】 総合地球環境学研究所、総合地球環境学研究所・サニテーションプロジェクト、琉球大学 水循環プロジェクト、人文社会系URAネットワーク幹事校

【参加申込について】
jinshaforum_hokudai@oeic.hokudai.ac.jp までメールでお問い合わせください。

【問い合わせ先】
北海道大学 大学力強化推進本部 URAステーション(担当:中野・立野)
jinshaforum_hokudai@oeic.hokudai.ac.jp
TEL:011-706-9581(内線:9581)

******JINSHA情報共有会とは**********
人社系研究に関わる研究者やURA等の連携・協働を目指して2014 年に発足した人文・社会科学系推進フォーラムの関連企画として、2017 年度から中規模の情報共有会を不定期に開催しています。
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