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「地方学(ぢかたがく)の実践支援プログラム2021」成果報告会を開催しました!【2月25日】

成果報告会当日の様子

2022年2月25日(金曜日)北海道大学創成科学研究棟5F大会議室で、「地方学(ぢかたがく)の実践支援プログラム2021」成果報告会を開催いたしました。成果報告会当日は、昨年度から引き続き採択となった4チーム(新型コロナウイルス感染症の影響のため採択期間を延期)と、今年度採択となった2チームの合わせて6チームの大学院生7名が、札幌・函館から会場に参加しました。新型コロナウイルス感染防止対策としてweb会議システムのZOOMを利用したハイブリッド方式での開催となり、オンライン上でも多数の関係者の方にご参加頂きました。

成果報告会では各チーム15分の発表・5分間の質疑応答を行いました。今年度もコロナ禍で思うように研究活動ができないなかで、学生の自由な発想に基づくアイデアや機転により工夫して行った取組みが報告されました。質疑応答では多くの前向きな質問やコメントが寄せられ、活発な意見交換が行われました。報告会終了後は、参加した学生同士で情報交換や意見交換を行うなど有意義な時間が流れていました。

本プログラムは、次年度の公募を2022年4月から行う予定です。本プログラムにご興味のある大学院生の皆様は奮ってご応募頂けると幸いです。

 

本プログラムの趣旨・目的

 北海道は、様々な社会問題が全国に先駆けて深刻化している課題先進地域です。本学においても「自治体との共創」や「課題解決のための社会との連携強化」をかかげ、北海道大学の総合力による新しい地域連携の形を推進しています。札幌農学校の2期生である新渡戸稲造は、実学の重視とは現場(地域)重視に他ならないと説き、地方(ぢかた)学を提唱し、地方の活力を高める必要性を説いてきました。北海道大学URAステーションでは、自身の研究や大学での学びを自らのアイディアにより発展的に展開する調査、研究を軸として、北海道の地域社会や団体と連携しながら、現場地域(フィールド)において課題解決を主体的に取り組む大学院生を支援するプログラムを立ち上げました。学生の皆さまが、まさに「フロンティア精神」、「実学の重視」を胸に、現代版地方学を主体的に実践することで、現場で生まれる新しい問題、発見、学びによる成長が必ずあると信じております。学生の皆さまのこのような挑戦・成長を、僅かではありますが旅費支援という形でサポートさせて頂ければ幸いです。

問い合わせ先

北海道大学 大学力強化推進本部 URAステーション 【担当:阿部(義之)】

電話:011-706-9578 e-mail:  jikatagaku[at]oeic.hokudai.ac.jp

[at]をアットマークに変えてご利用ください。

地方学の実践支援プログラム2021運営チーム

NPO法人 北海道エンブリッジ代表 浜中 裕之

株式会社聴き綴り本舗 代表取締役&聴き綴り士
北海道大学高等教育推進機構CoSTEP フェロー       西尾 直樹

北海道大学 産学・地域協働推進機構 産学協働マネージャー 千脇 美香 

北海道大学 大学力強化推進本部 URAステーション

          URAステーション長  阿部 弘

          URA副ステーション長 能勢 泰祐

          URA                      阿部 義之