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(公募は終了いたしました!)「地方学(ぢかたがく)の実践支援プログラム2021」公募開始のお知らせ【募集要項・申請書】

公募を終了いたしました!

多くの方にご関心を寄せて頂き本当にありがとうございました。本プログラムの公募は、終了いたしました。

公募説明会をオンライン(ZOOM)で開催します

【日 時】2021年5月6日(木)16:0017:00ZOOMによるオンライン開催)

【対 象】本学の教職員・大学院生

【申込方法】以下のフォームよりお申込みください(5月6日12:00締切)申し込み頂いた方にZOOMの招待URLをお送りいたします。

https://forms.gle/FQ9g4pAmA93NwrkQ9

【プログラム】16:00〜16:20 担当者による本プログラムの説明

       16:20〜17:00 質疑応答

お問い合わせに関しては、下にスクロールいただき、「お問合せ先」の連絡先にご連絡ください。

趣旨・目的

 北海道は、様々な社会問題が全国に先駆けて深刻化している課題先進地域です。本学においても「自治体との共創」や「課題解決のための社会との連携強化」をかかげ、北海道大学の総合力による新しい地域連携の形を推進しています。札幌農学校の2期生である新渡戸稲造は、実学の重視とは現場(地域)重視に他ならないと説き、地方(ぢかた)学を提唱し、地方の活力を高める必要性を説いてきました。北海道大学URAステーションでは、自身の研究や大学での学びを自らのアイディアにより発展的に展開する調査、研究を軸として、北海道の地域社会や団体と連携しながら、現場地域(フィールド)において課題解決を主体的に取り組む大学院生を支援するプログラムを立ち上げました。学生の皆さまが、まさに「フロンティア精神」、「実学の重視」を胸に、現代版地方学を主体的に実践することで、現場で生まれる新しい問題、発見、学びによる成長が必ずあると信じております。学生の皆さまのこのような挑戦・成長を、僅かではありますが旅費支援という形でサポートさせて頂ければ幸いです。

申請される方は、以下の募集要項をお読み頂き、申請書原本と申請書データ(このページに記載のURLからダウンロードできます)を、下記の宛先に提出してください。

〜〜〜〜〜〜昨年度公募 採択プロジェクト例〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

奥尻高校 高大連携事業を通じた水産課題に取り組む人材の育成

大雪山国立公園における持続可能な野営場管理に関するステークホルダーとの協働研究

支笏湖コミュニティ主体の持続的な水域利用の為の市民協働型プロジェクト

農的経験が多面的機能の理解や活動への関心、参加意識におよぼす影響

過疎地域の公設型学習塾における地域と連携した特色ある教育実践に関する研究ー北海道白糠町「久遠塾」を事例として

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支援対象者

本学に在学中の修士課程(博士前期課程)、専門職学位課程および博士後期課程の大学院生

連携先

北海道の自治体や団体であること、連携先”候補”の段階でも申請可能です。

募集プロジェクト(研究)

(1)対象となるプロジェクト(研究)

以下の3つの区分いずれかに当てはまり、地域社会との連携を核とした「地域課題の解決」、「地域の活性化」につながるようなプロジェクト(研究)活動であれば、分野の限定はありません。サークルおよび部活動のための旅費を目的とした申請や、地域に入り、お祭りなどの町おこしに参加するだけといった申請は受け付けません。

①自身の修士研究・博士研究の取組、またはその一部

②大学院教育における実習や演習などの延長にあり、大学での学びを自身のアイディアにより発展的に展開するような調査、研究およびプロジェクト

③本学教員のアドバイスのもとに展開するプロジェクト(研究)

(2)実施期間

原則として単年度での採択となります(採択日〜2022331日)。

支援内容・金額

原則として旅費のみの支援とし、採択期間で最大5万円を上限とします。

採択プロジェクト件数

全学において5件程度の採択を予定しています。

申請条件と方法

(1)申請資格および条件

・本学に在学中の修士課程以上の学生であることを条件とします。個人、グループを問わずに申請することが可能です。

・所属する研究室やゼミの指導教員に実施予定のプロジェクト(研究)内容を理解してもらい、指導教員に実施責任者となっていただく許可を得て、指導教員による署名・押印を提出できる学生に限ります。サークル活動のための旅費を目的とした申請は受け付けません。

・自治体や団体など連携先の地域パートナーを明確にしてください。

・申請プロジェクトに参画する学生で、財団法人日本国際教育支援協会が取り扱う「学生教育研究災害傷害保険」及び「学研災付帯賠償責任保険」に加入していない方は、申請までに必ず加入してください

・他の助成金との併願は可能です。すでに助成金や奨学金などに採択されている方は、併願要件などを各個人でご確認ください。

(2)申請方法

所定の「申請書(様式1)」および「旅費申請計画書(様式2)」に記入の上でプリントアウトし、「申請書(様式1)」においては指導教員の署名・押印をして以下の提出締切日までに郵送で提出してください。グループで応募される場合は、「グループ情報(様式3)」も記入してご提出ください。また同時に、「申請書(様式1)」、「旅費申請計画書(様式2)」および「グループ情報(様式3)」のデータにおいても、下記のメールアドレスに添付・送信してください。申請書の文字の大きさは11ptで記入してください。「申請書(様式1)」の「9.」から「13.」までの各項目については、申請書の記入欄が足りない場合は、各項目において1ページまで別途追加することが可能です。追加記入用のシートをご利用ください。

【申請書提出締切】

2021年6月4日(金)※16:00必着

【申請書類提出先】

001-0021北海道札幌市北区北21条西10丁目 大学力強化推進本部URAステーション 地方学の実践支援プログラム2021 担当係

【申請書類データ提出先】

jikatagaku_koubo[at]oeic.hokudai.ac.jp            【担当:阿部(義之)】

【申請書様式入手用リンク】

募集要項

申請書(様式1)

旅費申請計画書(様式2)

グループ情報(様式3)[グループで応募する場合のみ使用]

審査方法

評価のポイント

以下の観点から審査員による厳正な審査を行います。

i )プロジェクト(研究)の目的と内容、支援プログラムの趣旨との整合性

ii )プロジェクト(研究)計画の独創性や特色が優れているか

iii )計画が具体的に示されているか、計画の実行可能性

iv )申請プロジェクト(研究)によって得られる成果から期待される地域貢献性およびSDGsにおける17の目標に対する貢献性

採否の発表

プロジェクトの採否については、申請書提出締切日から2週間程度を目安に申請代表者にメールでご連絡いたします。

プロジェクト採択後

本支援プログラムに採択されたプロジェクトにおいては、参加メンバー全員には以下の(1)および(2)を実施することを推奨し、(3)に参加することを義務付けます。また採択後のオリエンテーションや中間発表会なども現在企画検討しており、このような場に参加するために年間数日ほど日程を確保できることが前提となります。

1)プロジェクトの成果について、連携を行なった地域で発表。または、ステークホルダー参加型シンポジウム等での発表(例:函館アカデミックリンクなど)

2)オープンチームサイエンスやシビックテックを学び実践できるような、サイエンスカフェやグループワークへの参加

3)プロジェクト成果報告会(20223月上旬に札幌キャンパスで開催予定)

プロジェクトの実施内容や成果について、A4一枚程度の簡単な報告書を作成・提出していただき、それに基づいた発表スライドを用いて、報告会で発表していただきます。(函館キャンパス、臨海実験所および研究林などに研究室やゼミの拠点があり、その周辺が居住拠点となっている学生においては、報告会出席にかかる旅費をこちらで負担いたします。)

実施責任者について

採択されたプロジェクト(研究)については、申請者が責任を持って遂行していただくことになりますが、連携先の自治体や団体との間に学生では解決できないトラブルが起きた際など、プロジェクト(研究)全体の責任者として、URAステーション長と申請者の指導教員の最低2名を実施責任者とさせていただきます。そのため申請者は、上記のことについて指導教員に必ず許可を取った上で、申請書に署名・押印を頂いてください。採択されたプロジェクト(研究)においては、実施要領を配布致しますので、必ず一読し、実施要領に沿って行動してください。

新型コロナウイルスによる影響について

本学では2020416日に、「新型コロナウイルス感染症拡大防止のための北海道大学の行動指針(BCP)」を策定致しました。プロジェクト(研究)採択者には、常に本学が発表する最新の行動レベルの指針をURA担当者から発信しますが、自身でもホームページ等で常に確認して指針に沿った活動を取ってください。基本的に「レベル3_制限(大)」以上では、活動ができません。また「レベル2_制限(中)」では、指導教員の指示に従って、感染防止拡大措置を講じた上で活動を実施してください。「レベル1_制限(小)」のときは、感染防止に最大限配慮した上で活動を実施してください。

その他

  1. 成果報告会で提出された報告書やスライド内容および写真等は、学内における会議や報告書に使用する場合があります。ご了承ください。また、学外への発信に利用する際は別途に使用許諾のご連絡を致します。
  2. 学会発表など外部で成果を発表する際は、「北海道大学URAステーション 地方学の実践支援プロジェクト」から支援を受けた旨を、謝辞等に記載してください。
  3. 旅費の支給方法は、URAステーションからの依頼出張による支給方法となります。採択後に、URA担当者と旅程のやり取りを行い、支給額・支給回数等を決定いたします。旅費の支払いには指導教員の先生を通す必要があるため、指導教員の承諾を必ず取ってください。
  4. 自家用車を使用した旅費の申請は認められません。必ず公共交通機関を利用する旅程計画を立ててください。公共交通機関による現地への行き来が困難な場合は、プロジェクト採択後に担当URAにご相談ください。
  5. 原則として限度額以内であれば出張回数に制限はありません。出張の度に、URAステーションから依頼出張申請を上げる形での出張となります。ただし、限度額を超えてしまう場合は旅費の打ち切り等で調整する場合があります。申請の際に提出していただいた旅費申請計画書に基づいて相談し、決定させていただきます。

問い合わせ先

北海道大学 大学力強化推進本部 URAステーション 【担当:阿部(義之)】

電話:011-706-9578 e-mail:  jikatagaku[at]oeic.hokudai.ac.jp

[at]をアットマークに変えてご利用ください。

地方学の実践支援プログラム 運営チーム

NPO法人 北海道エンブリッジ代表 浜中 裕之

北海道大学 高等教育推進機構オープンエデュケーションセンター(OEC)                    北海道大学 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)                       特任助教 西尾 直樹

北海道大学 産学・地域協働推進機構 産学協働マネージャー 千脇 美香 

北海道大学 大学力強化推進本部 URAステーション

          URAステーション長  阿部 弘

          URA副ステーション長 能勢 泰祐

          URA                      阿部 義之